日本で古くから受け継がれてきた慣習のひとつに「縁起」というものが存在しますが皆さんは何かご存知でしょうか。
こちらの住宅は築年の経った住宅ということもあり、お庭の樹木も成長していて、その中に縁起の良い木を見ることができました。
こちらのお庭に植えられていたのはクロガネモチの木で、日本では古くから住宅に好んで植えられた縁起の良い木と言われていて、センリョウやマンリョウなどと供に「金のなる木」として繁栄をもたらすと言われております。
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日本で古くから受け継がれてきた慣習のひとつに「縁起」というものが存在しますが皆さんは何かご存知でしょうか。
こちらの住宅は築年の経った住宅ということもあり、お庭の樹木も成長していて、その中に縁起の良い木を見ることができました。
こちらのお庭に植えられていたのはクロガネモチの木で、日本では古くから住宅に好んで植えられた縁起の良い木と言われていて、センリョウやマンリョウなどと供に「金のなる木」として繁栄をもたらすと言われております。
そんな日本の慣習と文化が多く残るこちらの住宅のリノベーションは完成間近となってきております。
担当者への取材では1階部分の作業に関しては99%が完成しており、あとは細部に手直しを施すのみということでした。
残りの1%まで手を抜かない担当者の姿には、入居者様が少しでも快適に日本での生活を過せるようにという仕事への情熱と責任を感じます。
1階部分の中でも担当者が特にこだわりを持って取り組んだのがこちらの和室であるとのことです。
こちらの和室には通常の関東畳ではなく琉球畳を贅沢に使用。もともとの大きな2面採光の窓を活かすことによって、室内の明るさを上げながら16枚の琉球畳が広さを演出しており、それでいて畳の色合いが絢爛とした窓明かりを吸収することで調和が取れていることから、広いながらも落ち着きのある空間を創り上げております。
家全体のリフォームをするにあたってはベース向けということもあり、こちらの和室を洋室化することも考えたそうですが、元々の和装の家として風格を感じられる空間を残したいという想いから敢えてこの部屋を和室の状態で残すことに決めたのだそうです。
そんな想いの込められたこちらのお部屋からは、「綺麗なもの=新しいもの」というような感覚に対して異を唱えるように、物を大切に使ったからこその、古く趣のある物の惹きつけられる魅力と愛着が湧いてきます。
塗装前
塗装後
内装のリフォームが完成に近づくにつれて、外装のリフォームも完成が迫ってきておりました。
例えば、こちらの玄関サッシは綺麗に塗装がされていて、塗装前のものと見比べると大変明るい印象になったと感じます。今後入居される方が家から出かける時には明るく見送ってくれ、家に帰ってきた時には温かく出迎えてくれるような色合いがとても素敵です。
塗装したことにより年月を感じさせないことはもちろんのこと、あえて既存のものを再利用することにより1箇所だけ真新しい雰囲気になることで生じる違和感を家に与えずに全体の調和を取ることが出来るというメリットもあるそうです。
また、玄関サッシの横にさりげなく備え付けられたポーチライトはリフォーム前は、かなり錆ついていました。そのため、一度鑢で錆を丁寧に落としたあとに塗料を二度塗りするという作業が施してあります。
単純が故に神経を使う作業で、錆落としの段階でそれが中途半端だと塗った塗料がすぐに剥がれてしまうため、注意深く錆を落とす必要があります。
この作業は私もお手伝いさせていただいたのですが、とても地道な作業で時間が掛かってしまいました。ササっと終わらせてしまう職人さん方の技術をあらためて実感しました。
今回は紹介ができなかった他のお部屋についても大部分が完成している状態となっております。
次のブログでは「新旧の調和」にこだわった住宅リフォームの完成形を紹介していければと思っておりますので是非ご覧いただければと思います。
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